日差しが差し込む天窓

天窓の価格と設置コストについて


※天窓の価格について

天窓には電動タイプ、手動タイプの2種類があります。電動になればその分電気工事などのコストが発生し高くなる傾向です。さて天窓自体の価格ですが、遮光断熱式の天窓であれば小さい物から大きいもので約4万円から16万円程度で購入ができます。なお、電動タイプについては約9万円からが電動タイプの遮光断熱式の天窓になります。

さらに小型で後付できるタイプの天窓であれば約4万円から10万円程度で手動か電動の天窓を後付できる天窓を購入できます。これらはあくまで天窓の平均的な価格であり、メーカーにより価格が変動しますのであくまでも参考となる価格がこの値段の範囲内であるという意味になります。


※天窓の設置コストについて

天窓を設置する際のコストですがまず足場を組む場合、2階建ての住居の場合、約15万円ほどの足場設置費用がかかります。そこから屋根に天窓を設置するための屋根の部分的除去費用が発生し、約5万ほどかかり、取り付け工事代金が発生し10万円以内で取り付けることが平均的な設置価格になります。そこに防水処理を施す費用約2万円、廃材の処分費用が発生し約30万円台で設置を完了することができます。なお、電気工事が必要な場合に置いては約3万円ほどの電気工事代金が発生しますので、電動タイプは取り付ける品物によっては30万円の工事費用を越えることが多いです。


※天窓設置後に発生するコストについて

天窓設置後にもコストは発生します。コストはメンテナンス費用と電動タイプであれば月に電気代が発生します。ただし、最近の天窓にはソーラーバッテリーが採用されている物が多く、10年間はバッテリーの故障が起きないように設計されているため電気代を節約している物が多く、消費電力も少なくなっているため電気代についてはあまり気にしなくても良い設計がされています。メンテナンス費用については、天窓は設計上ゴムのパッキンが劣化をしやすく、雨漏りの原因となりやすいためパッキンを交換するなどをします。この際天窓を設置している箇所1つあたりに点検費用として約2万円から4万円あたりで点検費用が発生し、パッキンを交換可能である場合は交換をします。交換費用は4万円内で収まりますが、問題は天窓のフレームに歪みがある場合、パッキンを交換しても水漏れが発生しますので再度天窓を取り付けなおす必要があり、再度工事をする場合同じ大きさの天窓でない限りは再度屋根の部分除去費用である5万円が発生することがあります。天窓はメンテナンスとしては窓ガラス部分を綺麗にすることとパッキンの劣化があるか無いかを確認することしか出来ず、電動タイプの物については、モーターの動作及び開閉部分のゆがみなどを血チェックすることしかできず、どちらも10年ないし20年内にメンテナンスという形で天窓を見てもらい問題をチェックする必要があります。問題が発生した場合に置いて天窓を一部だけ修理するだけでよいのか全てを交換するのが良いのかを決めて天窓のメンテナンスを終えます。
メンテナンスの重要性が高いものとしては電動タイプのものはモーターを使用して開閉しますので故障や不具合がある場合、モーター部の異常発熱などで出荷する恐れもあるため電動タイプのものはメンテナンスについては重要性が高く時間がかかることが多く、時間をかけることで問題を発見しやすい状況であるといえます。

木材の額縁が付いた天窓

※電動、手動どちらが設置後のコストが安いか

天窓の電動タイプ手動タイプですと設置後にコストがかかる桃は電動タイプになります。理由は設置時にも電動タイプはコストがかかりますが、充電タイプの電動タイプであれ、なんであれ、家庭用の電源を一部使用して動作をします。そのため電気代は多少かかり、ソーラータイプの物であっても多少は開閉コントローラーなどに家庭の電気を使用します。
また、故障時に置いては電動タイプはモーターでギアを回転させる方式、回転させたギアでピストンを押して油圧で開閉させる方式などがあり、機械部となる部分が損傷すると開閉できなくなり、修理が必要になります。この時天窓部分のガラス部分と機構部が内部に複雑に組み込まれている場合、部分的な修復は不可能となる場合が多く、全てを交換するなどといった方法でしか修理ができないものもあり、再度新しい物を購入して取り付けるといった処置をしなければならない場合も多いため、手動の方が断然設置後のコストも安いです。
手動式の場合、開閉部分が単純な構造であることも多く、単純ではなく複雑な場合でも天窓自体の価格が電動式よりも安いため、新しいものと交換しても安くつくというメリットがあります。手動式は設置後に置いてもメンテナンス費用も電動タイプよりも安く済むため設置後のコストを考えた場合、手動式がおすすめの天窓になります。電動タイプの利点は、リモコンで簡単に操作でき、力仕事がない点が利点ですが、構造が複雑なため、故障をしてしまうと丸ごと交換する必要性もあるため、部分的な修理で済ませようとするのであれば手動式の天窓のほうが部分的な修理で済むことが多いのでお勧めできる天窓です。


※終わりに

天窓は昔の天窓ほど耐久性が低く雨漏りを起こしやすいですが最近のものはパッキンも進化をしたため雨漏りが起き難くなっています。ですが必ずしも雨漏りをしないというわけではなく定期的なメンテナンスが必要でメンテナンスコストについては電動タイプの天窓よりも手動タイプの天窓のほうが安く済みます。構造が複雑な天窓を屋根に設置するより構造が単純な天窓を設置する方が安く済みますので光を取り入れるということに重点をおく場合であれば手動式がおすすめの天窓になります。